1981年にスタートした「浅草サンバカーニバル」も今年で35回を迎え、浅草の夏のイベントの一つとしてすっかり定着しました。今年も8月27日、最終土曜日に浅草雷門を中心とした約800mのコースで行われます。

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今年で35回目を迎えた北半球最大のサンバカーニバル

出典： http://www.myjcom.jp/tv/channel/kanto/ic...

第1回は1981年、浅草に新たなイベントをとの地域の思いからスタートした浅草サンバカーニバル。当初はまだ日本では本物のサンバに触れる機会が少なく、参加した人達もサンバがどのようなものか分かっていませんでした。

その後、各チームのメンバー達が日本に住むブラジル人に教わったり、実際にブラジルまで行って本物のサンバを学び、今日では北半球最大のサンバカーニバルと言われるまでに発展しました。出演者は日本全国から総勢3000人、沿道に集まる観衆は毎年50万人にもおよびます。

サンバパレードの構成や見所は？

出典： http://minato0503.ec-net.jp/largephoto/e...

各チームは毎年テーマを決めており、それに沿って楽曲を作りパレードを行います。またS1リーグでは豪華な山車も登場。各チームが趣向を凝らした山車で沿道を楽しませます。

そして最大の見所はなんと言ってもセクシーで美しい衣装を身につけたダンサーたちの激しい踊り。ビキニに羽根を付けた「パシスタ」と呼ばれる花形ダンサー達の他、テーマに沿った衣装や振り付けで踊る群舞も見事です。また最大で100人近い奏者達が一斉に叩く打楽器の迫力も身震いするほどです。

実はS1とS2の入れ替えもある、火花散るコンテスト

出典： http://blogs.yahoo.co.jp/fukuwarai64055/...

浅草サンバカーニバルは実は火花散るコンテスト。テーマの表現や演奏、衣装、ダンスなどの項目で審査を行い、総合点で順位を決定します。JリーグのようにS1、S2に分かれており、それぞれ順位を発表。優勝チームには賞金も授与され、S1最下位とS2優勝の入れ替えも行われるなど、本格的なものです。

パレードの順番は前年度の下位チームからスタート。最後に近づくにつれてより強豪チームが出て来ます。事前に各チームのテーマや審査項目について知っておくと、当日のパレードがさらに楽しめることでしょう。

参考情報

場所	台東区浅草　馬道通り～雷門通り
アクセス	東京メトロ「田原町」「浅草」各駅、都営浅草線「浅草」駅、東武線「浅草」駅から徒歩すぐ
日程	2016年8月27日（土）
時間	13：00～18：00
公式HP	浅草サンバカーニバル公式サイト

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