真夏でも緑に覆われ、湧き水をたたえた水車がまわる深大寺は、まるで東京のオアシスのよう。水木しげる氏の第二の故郷としても知られています。江戸の風情が残る参道には個性豊かなお店が並び、ゲゲゲの鬼太郎の世界が味わえますよ。
観光スポット特集
ゲゲゲの鬼太郎ゆかりの地、深大寺でヒンヤリスポットを発見!
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そもそも深大寺とは?
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奈良時代の天平5(733)年に開かれた大変古いお寺です。東京では浅草寺に次いで二番目に古いお寺だそう。実はここには東日本で最古の国宝仏像があるんです。釈迦堂に安置されている「白鳳釈迦如来像」は飛鳥時代7世紀〜8世紀の作で、この時代に特徴的な座った状態の仏像です。
穏やかな微笑みをたたえた表情はひと目見ておきたいもの。他にも境内には延命観音や不動明王、愛らしい大黒様と恵比寿様など見どころがたくさんあります。
水神に守られた水の豊かな地
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深大寺の創建は満功上人が両親の縁結びをしてくださった水神「深沙大王」を祀ったことから始まります。「深沙大王(じんじゃだいおう)」は深大寺の地名の語源になったとも言われ、深沙堂裏には今でも水が湧き出る泉があります。鎮守の森と豊かな湧き水のおかげで真夏でも涼しさを感じられるお寺です。
住所 | 東京都調布市深大寺元町5丁目15−1 |
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公式HP | 深大寺ホームページ【厄除元三大師 深大寺】東京都調布市 |
湧き水の恵みで名物の蕎麦が誕生
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深大寺は国分寺崖線の上に立っているため、昔から湧水が豊富な土地でした。ここの不動の滝は等々力渓谷と同様に、東京都の名湧水57選にも選ばれている場所で、真夏でも冷んやりとした空気に包まれています。他にも境内にはいくつか湧き水が出ている場所があり、その水が小川のように流れ出ています。
江戸時代の頃にはこの豊かな水を使って蕎麦が作られ、年貢の代わりに蕎麦を納めた時代もあるそうです。現在、門前にはかつてそば粉を挽いていた水車を再現した水車館が佇み、当時の様子が偲ばれます。周辺には20軒以上の蕎麦屋が立ち並び、その味を競っています。
参道では鬼太郎がお出迎え
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水木しげる氏は鳥取出身ですが、上京してからは調布に約50年住んでいたことから、ゆかりの地としても有名です。ドラマ「ゲゲゲの女房」もここ深大寺がロケ地になりました。参道にはゲゲゲの鬼太郎の世界観があちこちに。
茶屋の前には鬼太郎やねずみ小僧の像が立ち、街路樹の木の上には小さな小箱のような隠れ家があるなど、360度いろんな場所に仕掛けがしてあり、参拝客の目を楽しませてくれます。
ゲゲゲの鬼太郎の世界観がスイーツになった
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http://kitaro-chaya.jp/menu...
鬼太郎茶屋の一番人気メニューは一反もめんの茶屋サンデー750円。生クリームと餡子の上に、寒天で作った一反もめんゼリーと水木しげる氏の名言が書かれたクッキーが乗っています。
ほかにも、ヌリカベの味噌こんにゃくや、白玉が目玉のおやじの形になった粟ぜんざいなど、食べるのにドキッとするメニューが揃っています。隅々までゲゲゲの鬼太郎の世界観を散りばめたスイーツはここでしか味わえないもの。ぜひ一度お試しを!
住所 | 東京都調布市深大寺元町5−12−8 |
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営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 月曜 |
公式HP | 鬼太郎茶屋 |