春夏秋冬どの季節に行っても楽しめる鎌倉。代表的な鶴岡八幡宮や鎌倉大仏、お土産屋が軒を連ねる小町通りなどはいつも観光客で賑わっています。
お寺巡りをして歩き疲れた後、ちょっとお茶したいと思っても、どの店も行列でいっぱい…。もう少し落ち着いて鎌倉観光を楽しみたい。そんな時におすすめのお寺とカフェ両方を一度に体験できる“お寺カフェ”を紹介します!
春夏秋冬どの季節に行っても楽しめる鎌倉。代表的な鶴岡八幡宮や鎌倉大仏、お土産屋が軒を連ねる小町通りなどはいつも観光客で賑わっています。
お寺巡りをして歩き疲れた後、ちょっとお茶したいと思っても、どの店も行列でいっぱい…。もう少し落ち着いて鎌倉観光を楽しみたい。そんな時におすすめのお寺とカフェ両方を一度に体験できる“お寺カフェ”を紹介します!
出典:
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鶴岡八幡宮から金沢街道をまっすぐ東へ歩くこと約2km、鎌倉五山の一つである浄妙寺があります。五山とは鎌倉にたくさんある禅寺のうち、臨済宗のお寺を格付けしたもので、建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺のこと。それだけ古い歴史と格式高いお寺なのですが、駅から離れていることもあって、とても落ち着いた雰囲気のお寺です。
古い山門をくぐると緑青の大きな屋根が広がる本堂が見えます。本堂に続く参道の両脇には紅白の梅や紫陽花が植えられ、季節ごとに色とりどりの花が出迎えてくれます。境内には足利尊氏の父、足利貞氏のお墓と伝えられている塔や、「鎌倉」の地名の語源になったと言われる鎌足稲荷神社があります。
また婦人病にご利益のある淡島明神を祀ることから、女性にも密かに人気があるお寺です。お寺の背後には稲荷山を抱え、ハイキングコースの入り口にもなっています。
出典:
http://art61.photozou.jp/pub/224/873224/...
禅寺によく見かける代表的な窓の形がこのお寺にもあります。丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」。禅の世界では円は宇宙を意味し、悟りの境地を表しているそうです。
一方、四角の四辺は生・老・病・死のそれぞれを指し、人間が生きている間に直面する迷いを表しているとか。この二つの窓から外のお庭を見ると、不思議と心が休まります。
日頃悩んでいることや将来の不安もなんだか小さく感じてきます。単純な形だけれど、奥が深いんですね。
出典:
http://www.omi-gyu.com/blog/wp-content/u...
じっくりお寺を見て回った後は、そのまま境内にある石窯ガーデンテラスでランチがおすすめです。戦前、貴族院議員の邸宅として使われていた洋館を改装してレストランにしたお店で、特におすすめはアフタヌーンティーセット2800円(1人前)。
伝統的なスタイルの三段皿に乗ってサーブされます。一段目がサンドイッチ、二段目がスコーン、三段目がケーキとボリュームも満点。もちろん紅茶もセットで付いてきます。
席数がそれほど多くないので、予約してから行くほうが良いかもしれません。お天気がよければ、専属のガーデナーが作ったイングリッシュガーデンの中のテラス席がおすすめです。綺麗な芝生と可憐な花々、香り豊かなハーブが植えられ、空気もご馳走に感じます。
天然酵母を使った自家製パンのテイクアウトもあるので、お土産に買って帰ることもできます。
営業時間 | 10:00〜17:00 |
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定休日 | 月曜 |
料金 | 抹茶と干菓子で600円 |
公式HP | 石窯ガーデンテラス |
出典:
https://www.ishigama.info/kisenan/image/...
お寺に来たら洋ではなくて、やっぱり和の雰囲気を味わいたい人には同じ浄妙寺の中にある喜泉庵がおすすめ。枯山水の日本庭園を眺めながら、ゆっくりとお抹茶が飲めます。掃き清められた白砂と大小様々な石、苔むした木の根元など細かな所まで手入れが行き届いています。
シンプルだけど見ていて飽きない枯山水のお庭。ホッと一息つけますよ。抹茶と干菓子で600円と値段も良心的。日々の溜まった疲れや、お寺巡りで疲れた体を休めるにはもってこいの場所です。春は梅、秋になると紅葉も色づき、より一層美しくなります。
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