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【島根】正しいお参りで縁結び効果アップ!出雲大社参拝ガイド

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日本で最も有名な縁結びの神社といえば、やっぱり島根にある出雲大社!平成28年3月には長らく続いていた『平成の大遷宮』が完了し注目を集めています。

実はこの出雲大社、他の神社とちょっと違う『出雲独自の風習や参拝方法』があるってご存知でしたか?今回は出雲大社の縁結び効果を最大限高めてくれる出雲大社の参拝方法をご案内!知っていれば出雲さん参りをもっと楽しめる雑学や歴史も併せてご紹介します。

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順序①出雲参りはここから始まる...。正門の大鳥居『勢溜の大鳥居』をくぐって参道へ向かおう!

出雲大社の正門となるこちらの木製の鳥居は『勢溜の大鳥居』(読み:せいだまりのおおとりい)。かつてこの鳥居の周辺には大きな芝居小屋があり、大変賑わっていたことから”勢溜”という名前がついたと言われています。

②【※お参り必須!】穢れを祓う『祓社』で厄除け祈願!

正門の大鳥居をくぐって少し歩いたところにひっそりと建つこちらのお社は『祓社』(読み:はらえのやしろ)。参道の右脇にひっそりと建っているので思わず見逃してしまいそうなこちらのお社ですが、実はお参りをする上で絶対に外せない重要な場所の一つ!

祓社には穢れを祓う4人の神様『祓戸大神』(読み:はらえどのおおかみ)が祀られており、お参りをすることで私たちが日々の生活の中で身についてしまった厄や悪運、心身の穢れを祓い清めてくれるのです!縁結びの神様『大国主大神』のご神体がある御本殿にお参りする前に、こちらでお参りをしておくと縁結びの加護をより清い状態でいただくことができるとか...。

出雲大社に来たら必ず『祓社』にもお参りをしておきましょう!

アクセス正門大鳥居寄り、参道の右手側 | 西側駐車場寄り神楽殿付近(新社)
備考重要文化材指定

③下り坂の参道を通って本殿へ向かおう!

祓社へのお参りを済ませたら、参道を通って御本殿を目指します。独特な風習が多い出雲大社ですが、中でも特に特徴的なのがこの参道!通常、神社の参道は登り坂になっていることが多いのですが、出雲大社の参道はなんと”ゆるやかな下り坂”!

この下り坂の参道は大変珍しく、神社の中で最も位の高い官幣大社(読み:かんぺいたいしゃ)の中では唯一、出雲大社だけが下り参道を有していると言われています。

「なぜ下り坂なのか?」という理由には様々な説があるようですが、一説によると「へりくだることを参拝者に伝えるため」という意味があるのだとか。出雲大社の下り参道を歩く時は『謙譲の心』を思い出してみてください。

④日本最古の銅製鳥居で一礼!『銅の鳥居』

神域を邪気から守るといわれているこちらの鳥居は『銅の鳥居』(読み:どうのとりい)。名前の通り青銅で造られており、日本最古の青銅製の鳥だと言われています。

実はこちらの鳥居、作られたのは寛文6年(西暦1666年)!さらに寄進したのは戦国時代に名を馳せた大名『毛利輝元』の孫である『毛利綱吉氏』と言われている大変由緒正しい鳥居です。

参考出雲大社 銅鳥居 文化遺産オンライン

⑤子宝と学業を司る神様『神馬・神牛像』

銅の鳥居を入って左手に見える牛と馬の像は『神馬・神牛像』(読み:しんめ:しんぎゅうぞう』。新馬は”子宝”と”安産”。神牛は学力向上にご利益があると言われており、どちらもたくさんの参拝者になでられてつやつやに光っています。

まだ見ぬお子さんや新しい学校との”縁結び”を望まれる方はぜひ『神馬・神牛像』に願いを託してみてはいかがでしょうか?

アクセス銅の鳥居を入って左手

⑥しめ縄が立派な『拝殿』

御本殿の手前にあるこちらの建物は『拝殿』(読み:はいでん)。参拝場所としてはもちろん、一般の参拝者が礼拝を受けたり、祈祷を受けたりする場所にもなっています。

通常の神社では拝殿と御本殿が繋がっている場合が多いですが、出雲大社の拝殿は御本殿から完全に独立しているのが大きな特徴。出雲大社を象徴する”左結いのしめ縄”も飾られていますので、写真撮影のスポットとしてもおすすめです。

アクセス銅の鳥居をくぐって正面

⑦縁結びの神”大国主大神”がおわす『御本殿』

出雲大社のご祭神で縁結びの神様として名高い『大国主大神』(読み:おおくにぬしのおおかみ)の御神体が祭られている本殿。大国主大神は国土開拓や農業・漁業などの事業開拓に力を入れたと言われています。数多の試練を乗り越えた英雄神としても有名で、嘘つきの神のせいで傷が悪化してしまった因幡の白兎を助けたという心優しい一面も持っています。

そんな大国主大神の御神体が祭られている御本殿は”大社造り”と言われる日本最古の建築様式で建てられた大変貴重な建物。その重要性から日本の国宝にも指定されています。大変神聖な場所なので一般の参拝者は入り口である『八足門』までしか入ることが許されていませんが、それでも御本殿の一部を見ることができます。

良縁を結んでくださるよう、心を込めてお祈りしましょう。

参考
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⑧日本最大級のしめ縄!『神楽殿』


出典: https://pixabay.com/ja/%E3%83%8D%E3%82%A...

出雲大社といわれて真っ先に出てくるのがこの立派な”しめ縄”。出雲大社の境内で最も大きく立派なしめ縄を持つ建物がこちらの『神楽殿』(読み:かぐらでん)です。

ガイドブックなどでも目にすることの多いこちらの建物ですが、実は本殿ではなくお神楽や祈祷を行う場所。大変迫力のあるこちらのしめ縄は国内でも最大規模と言われており、その長さは13.5メートル。重量はなんと約5トンもあると言われています!

※しめ縄に小銭を投げることはご利益がない上に小銭が落ちてきて危険ですので控えましょう。

【お参りルール】出雲大社のお参りは『二礼・四拍手・一礼』で!

普通、神社の参拝方法といえば『二礼・二拍手・一礼』が一般的ですが、出雲大社では『二礼・"四拍手"・一礼』という奥ゆかしい風習が今も息づいています。

なぜ4回拍手をするのかというと、昔の日本では”高貴な人の前に出る時は手を多く打って敬意を示した”とされていたため、高位の神様を奉る出雲大社では4回拍手をすることがマナーとされているのだとか。出雲大社の神様にお参りをする時は『二礼・"四拍手"・一礼』で正しくお参りしましょう!

番外編ー愛くるしいうさぎ達と記念撮影♪『因幡の素兎の石像』

島根を題材にした昔話の中でとりわけ有名なのが『因幡の素兎』。実は出雲大社の境内の至る場所には因幡の素兎にちなんだ可愛らしいうさぎの像があちこちに点在しており、写真撮影スポットとして人気を博しているのです!ぜひ出雲大社に来たら可愛らしいうさぎ達と一緒に記念撮影をしてみてはいかがでしょうか?

参考情報

場所島根県出雲市大社町杵築東195
アクセス一畑電車出雲大社前駅より徒歩約10分
時間6:00~20:00
参考出雲大社|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】

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城ヶ咲

城ヶ咲

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トラベルライター。幼い頃から年に2回の家族旅行で日本各地を旅した後、卒業旅行のウィーン・プラハ旅行で海外個人旅行デビュー。現在はライターとして活動しつつ、国内・海外問わず旅行中。好きな旅行のスタイルは『美味しいもの』『美しい景色』『快適なホテル』が揃った個人旅行。

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