空の青と山の緑が透明な水に映る「日本最後の清流」四万十川(しまんとがわ)。晴れた日、ゆったりと流れる四万十川を上方から眺めるとその澄んだ青に驚かされます。河岸にもコンクリートなどの人工構造物のない手つかずの自然の大河。5月中旬~6月上旬には、ホタルの乱舞をみることができます。屋形船や遊覧船に乗って美しい清流を楽しんでみませんか。
観光スポット特集
日本最後の清流!四万十川の魅力|高知観光に行くなら一度は行くべき!
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四万十川について
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http://www.weblio.jp/content/%E5%9B%9B%E...
四万十川は、全長196Km。高知県を流れる四国内で最長の大河です。急流が多い日本の河川の中で、四万十川は大きく蛇行して緩やかに流れます。ダムなど人工物が建設されていないため「日本最後の清流」と言われ「名水100選」にも選ばれています。今なお、アユ漁やアオノリ漁が行われ、川本来の原風景がみられる四万十川。守っていきたい日本の自然ですね。
四万十川には支流を含めて47本もの沈下橋(ちんかばし)があります。沈下橋とは欄干がなく台風や大雨時には沈下する橋のこと。沈下することで橋全体が破損、流失しないように設計されています。現在も生活道として利用されています。
屋形船で沈下橋巡り
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http://www.yakatabune-nattoku.com/index....
四万十川の清流に触れて楽しむには、屋形船や観光遊覧船がおすすめです。「なっとく」「四万十の碧」では、1時間おきに定期便が運されていて、予約なしでも乗ることができます。
屋形船は、通常約50分ほど、穏やかな川をゆっくり航行します。船頭さんの話を聞きながら、沈下橋をくぐったり、大きくカーブした川瀬付近、四季折々の植物や時にはアユの群れなどの絶景ポイントを見ることができます。前日までに予約しておくと、船の中で、アユやウナギ、川えびなど四万十川の幸の入ったお弁当(1,080円~)を楽しめます。
【なっとく】
乗船料:大人2,000円、小人1,000円
出航時間:8:00~16:00(4月~9月) 1時間ごと
9:00~16:00(10月~3月) 1時間ごと
【四万十の碧】
乗船料:大人2,000円、小人1,000円
出航時間:9:00~16:00 1時間ごと
ホタル観賞
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http://www.rurubu.com/season/summer/hota...
四万十川では、5月下旬から6月上旬にかけて、ゲンジボタルを観賞できます。佐田沈下橋、高瀬沈下橋などの沈下橋近辺の両岸で特によくみられるそうです。
ホタル観光は車で行くのもいいのですが、何と言ってもおすすめは屋形船。「なっとく」ではこの時期のみ夜のホタル船を運航します。ホタルは天候によっていつも出るとは限らないので、前日に蛍が出そうか問合せをしてから予約しましょう。夕暮れに船に乗り込み、川魚料理をいただきながらホタルを待ちます。食べ終えた頃、少しづつホタルの光がまたたき初め、しだいに増えていきます。運がよいと水面一面の幻想的なホタルの乱舞を観賞できます!
佐田沈下橋
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http://outdoor.ymnext.com/canoe-100.html...
四万十川で最も人気のある沈下橋のひとつが「佐田沈下橋」。四万十川最下流にある最長の沈下橋です。中村駅より車で15分、自転車で40分のところにあります。
歩いてみると、ある程度の幅はあるのですが欄干がないので何だか緊張します。生活道路としても使われているので時々、車も通ります。車とすれ違う時はドキドキ。それでも橋の上からの川面の景色は素晴らしく、時が経つのを忘れてしまいそうです。
沈下橋を渡って、橋の上からゆったりと流れる四万十川を眺めに行きませんか。
安並水車の里
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http://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID...
土佐くろしお鉄道の中村駅から、車で約10分のところに「安並水車の里」があります。
昔ながらの、のどかな田園風景が広がり、約50mの水路を15基の水車がカタコトと回ります。5月下旬から6月上旬には、水路に沿って色とりどりの紫陽花が咲きます。この時期に四万十川を訪れる方は、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。
アクセス
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http://www.city.shimanto.lg.jp/kanko/kan...
四万十川の最寄り駅は、土佐くろしお鉄道の中村駅です。
中村駅から先の四万十川観光は、交通手段があまりないため通常はタクシーかレンタカー利用。あるいは周遊バスツアーになります。