ドイツ

【ドイツ】フランクフルト近郊の古城ホテル「クロンベルク城」に泊まろう!

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ヨーロッパに来たら一度は泊まってみたいのが歴史あるお城を改装した「古城ホテル」

でも古城ホテルはアクセスの悪い場所に建っていることが多いので「重たいスーツケースを持って行くのは大変…」と躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はドイツのフランクフルト中央駅から乗り換えなしで30分で行けてしまう好アクセスの古城ホテル「Schloss Hotel Kronberg」をご紹介!アクセスの良さはもちろん、素敵なお部屋に美味しいお料理。そして0最高のサービスでゲストをもてなしてくれる古城ホテルの魅力をお伝えします。

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英国の元王女にしてドイツ・プロイセン皇后「ヴィクトリア」が晩年を過ごした城


出典: https://www.google.co.jp/search?as_st=y&...

クロンベルク城では古城ホテルの中でも大変珍しい”皇后の居城”をホテルに改築した由緒正しい歴史を持つお城です。この城を建てた最初の主は「ヴィッキー」の愛称で有名な英国のヴィクトリア女王の娘でドイツ皇帝・プロイセン国王フリードリヒ3世の妻「ヴィクトリア皇后」

夫に先立たれた皇后は1831年にフランクフルト郊外にある一帯の敷地を買い取り、春〜夏の離宮として英国風テューダー様式のフリードリヒスホーフ城(クロンベルク城の旧名)を建築。亡くなった夫と不仲になってしまった息子のヴィルヘルム2世を想いながらこの城で晩年を過ごしたそうです。

現在お城はヘッセン王国のプリンス(家長)に引き継がれ、国内外から高い評価を受けるドイツでも有数の5つ星古城ホテルとしてゲストを受け入れています。

公式HPHistory | schlosshotel

王家の風格が漂う1階フロア

古城ホテルでも極めて珍しい「王家の城」に泊まれるSchloss Hotel Kronberg。ロビーを始めとする一階にはダイニングやサロン。図書室などのお部屋が解放されており、会議やパーティーなどでお部屋が使用されていなければ自由に見学することが可能!どのお部屋も大変良い状態で保存されているので、ちょっとした博物館のような気分を楽しめます。

特に重厚な雰囲気が漂うロビーや図書室ではプロイセン王家の家紋である白と黒の盾や黒鷲のモチーフがいたるところに使われており、かつてここがプロイセン皇后の城だったということを伺い知ることができます。

クロンベルク城を探索する時はぜひ紋章にも目を配ってみてください!

【無料送迎】駅からホテルまでは専用のBMWがお出迎え!


出典: https://pixabay.com/ja/bmw-%E8%BB%8A-%E8...

場所がフランクフルト近郊ということもあり、フランクフルト国際空港からはタクシーで50€で行けてしまうクロンベルク城。しかし比較的アクセスが良い古城とは言っても最寄りであるKronberg駅からは北に1.4kmほど離れた場所に建てられており、徒歩だと駅から20分はかかってしまいます…。

「スーツケースを持って20分も歩けないよ!」と思われるかもしれませんがご安心を!実は Schloss Hotel Kronbergの宿泊客はSバーンのKronberg駅とホテルを結ぶ「無料の送迎サービス」が利用できるのです!

無料送迎サービスといっても乗り合いのシャトルバスでは無くセダン車によるプライベート送迎!ホテルに「クロンベルク駅から無料の送迎サービスを使いたい」と電話をするとドアマンがホテルの名前が入ったBMWでお迎えにきてくれるのです!

ドイツが誇る高級車ということもあってその乗り心地は最高…。ホテルに向かう瞬間から優雅な気持ちと、Schloss Hotel Kronbergの手厚いおもてなしの心を感じることができます。

料金無料
備考時間によっては利用できない場合があります

快適で過ごしやすい客室

外観やロビーからは想像もつかないほど客室内は綺麗にリノベーションされているので、とても歴史ある建物とは思えない大変過ごしやすい空間になっています。

最新のエアコン設備はもちろん、シャワールームは水はけも良くピカピカ。バスアメニティーは英国王室ご用達の高級ブランド「モルトンブラウン」を採用。ベッドも寝心地が良いマットレスを使用しているので一晩ねれば長旅の疲れもかなり癒されます。

古城ホテルらしい高級感と5つ星ホテルならではの居住環境の良さがバランスよく両立しているので、古城ホテルが初めての方にもオススメです。

備考歯ブラシ、歯磨き粉の用意はありません

【無料】ユニークなおもてなし!無料で靴磨きサービス

クロンベルク城のサービスを象徴するユニークなおもてなしの1つが「無料の靴磨きサービス」

客室内にある白いトレイに靴を置いて夜ドアの前に置いて置くと靴を磨いてくれ、翌朝には同じ場所に綺麗になった靴が置かれているのです!

「靴磨き」という単語だけだと男性用の革靴のみではないかと思ってしまいますが、実は革靴以外の靴でもOK!旅行で汚れてしまった女性用のパンプス(布製)をトレイに置いて置いてみたところ綺麗になった状態の靴が置かれていました。

旅行中は歩く機会が大幅に増えるので靴も汚れてしまいがち。町歩きが好きな旅行客にとっては嬉しいサービスですね。

料金無料
備考靴の材質によっては受け付けてもらえないこともあります

ゴルフ好きにはたまらない!広大なゴルフコース


出典: http://www.telegraph.co.uk/travel/destin...

お城も大変立派なクロンベルク城ですがさらに凄いのが広大な敷地!その敷地の内半分ほどはなんとゴルフコースで占められており、もちろん実際にプレーすることも可能です!ホテルの敷地内にあるログハウスではゴルフ関連のグッズも販売されているのでゴルフ好きの方はぜひプレーしてみてはいかがでしょうか?

最高の料理とロマンチックなディナー「SchlossKronbergRestaurant」

お部屋・サービスともにドイツ最高級のレベルを誇るSchloss Hotel Kronberg ですが、中でも素晴らしいと賞賛されているのが”レストランのお料理”!1階の奥にある「schloss kronberg restaurant」では美しい絵画に囲まれた美しいお部屋でお食事を楽しむことができるのです!

美味しいお料理の多いドイツではありますが、このレストランのお料理はその中でも別格!上品かつ繊細な味付けと良質な素材。そして美しい見た目にもこだわったお料理は舌の肥えたゲストも唸ること間違いありません。その料理のレベルの高さに地元の方はもちろん、現地に住む日本人も特別なディナーのためだけにこのホテルに足を運ぶことがあるそうな…。

たくさんの良質なワインを取り揃えており、このクロンベルク城を所有しているヘッセン王子の名を冠したワイン「Prinz von hessen」を始め、ソムリエがセレクトした選りすぐりのワインを辞書のように分厚いリストの中から選んで愉しむことができます。

本当に素敵な雰囲気のレストランなのですが座席数が10席程度と非常に少ないので事前に予約をしておくのがオススメ。気品あるレストランということもありドレスアップしている方多かったので男性の方はジャケット着用(可能であればワイシャツも)女性もワンピースや綺麗目な服でドレスアップして行くと安心です。

営業時間月〜金 12:00 〜 14:00 ・18:30 〜 22:00 (土・日は 12:30〜)
料金参考価格:151€(3品コース・Prinz von hessen グラスワイン2杯・水ボトル1本)
公式HPOur restaurants | schlosshotel
参考Winery
備考ディナーはワンピース・ジャケット必須

日本の旅館のようなおもてなし…かゆい所に手がとどく最高のサービス

歴史と美しい外観。清潔でラグジュアリーな客室。広大なゴルフコース。美味しいお料理…Schloss Hotel Kronberg にはたくさんの魅力がありますが、一番の魅力は何か?と問われたら「日本の旅館のような手厚いおもてなし」を受けることができることではないかと思います。

駅からの立地の難をカバーする送迎や、他のホテルではあまり見かけない「無料の靴磨き」というユニークなサービス。客室のミニバーに入っているドリンクも全て無料で飲め(ビールもあります!)おこもりステイをすることが多いゲストに合わせて1日2回のベッドメイクなどなど…まさに「かゆいところに手がとどく」サービスを受けることができます。

そしてサービスを提供するスタッフは皆笑顔を絶やさずフレンドリー。時には上品なジョークでこちらを笑わせてくれる事もありました。歴史ある建物とドイツ流の手厚いおもてなしを受けられる古城ホテルで、帰国の前に最高の思い出を作ってみてはいかがでしょうか?

クロンベルク城の宿泊予約はこちらから【Booking.com】

参考情報

場所Hainstraße 25, 61476 Kronberg im Taunus, ドイツ
アクセスS4、8「Kronberg(Taunus)」駅から車(無料送迎)で5分 | フランクフルト国際空港からタクシーで30分(50€程度)
料金1泊1室4万円〜
公式HPSchlosshotel Kronberg - Hotel Frankfurt
備考ホテル⇔Kronberg(Taunus)駅間の無料送迎サービスあり ※要予約 | ミニバー無料

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この記事を書いた人

城ヶ咲

城ヶ咲

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トラベルライター。幼い頃から年に2回の家族旅行で日本各地を旅した後、卒業旅行のウィーン・プラハ旅行で海外個人旅行デビュー。現在はライターとして活動しつつ、国内・海外問わず旅行中。好きな旅行のスタイルは『美味しいもの』『美しい景色』『快適なホテル』が揃った個人旅行。

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