熊野古道が世界遺産登録されてもう10年以上、すっかり観光地として有名になった熊野ですが、見どころは古道だけではありません。海と山が両方とも味わえる贅沢な自然、自然あっての豊富な食材、さらには神話の舞台も散らばる熊野で心の底から癒される旅をしませんか。
今回は三重県側の熊野地方にこだわって、すみからすみまで熊野の魅力をどーんと20選ご案内します。
熊野古道が世界遺産登録されてもう10年以上、すっかり観光地として有名になった熊野ですが、見どころは古道だけではありません。海と山が両方とも味わえる贅沢な自然、自然あっての豊富な食材、さらには神話の舞台も散らばる熊野で心の底から癒される旅をしませんか。
今回は三重県側の熊野地方にこだわって、すみからすみまで熊野の魅力をどーんと20選ご案内します。
出典:
http://surplus1112.com/?p=1202...
熊野に来たらぜひ最初に訪れてほしいのがこの鬼ヶ城。ここを見なければ熊野に来たとは言えません。熊野灘の荒波が作り出したダイナミックな景色を堪能してください。ごつごつとした岩肌、くだける波のしぶきはまさに鬼の住処にふさわしい迫力です。
台風の影響で通行止めが続いていましたが、つい最近遊歩道の復旧工事が終って通り抜けが可能になりました。普通車が70台停められる大きな駐車場も完備、鬼が城センターには海が見えるレストランとお土産コーナーがあるのでお見逃しなく。
住所 | 三重県熊野市木本町・井戸町 |
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アクセス | 熊野市駅からバスで5分 |
出典:
http://kumano-kankou.com/?p=20...
海に向かって吠える獅子の形に見えることから獅子岩と言われ、熊野のシンボル的存在です。すぐとなりにある神仙洞と一対で川の上流にある大馬神社の狛犬とされています。国道沿いの駐車場からもよく見えますが、七里御浜に下りて下からながめるのもおすすめです。
冬の間は満月が獅子岩の口の中に入るように見え、シャッターチャンスをねらう大勢のカメラマンでにぎわいます。朝の獅子岩、夕暮れの獅子岩もまた雰囲気が変わるので熊野で宿泊するなら時間帯を変えて見に行きましょう。
住所 | 三重県熊野市 井戸町3646 |
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公式HP | 獅子岩《世界遺産》 | 世界遺産・熊野古道/熊野市観光公社 |
出典:
http://sinnmonn.blogspot.jp/2012/08/blog...
日本最古の神社とされ、最近はパワースポットとして人気です。祀られているのはイザナミノミコトとその子のカグツチノミコトです。ほかの神社と違って社殿などの建物はありません。参道を進むと正面に巨大な岩がそびえたち、その姿には計り知れない威厳を感じさせます。その岩こそがご神体です。
ご神体の頂上からは長い綱が伸びており、毎年2月と10月の2日に張り替えられます。その日は国道を通行止めにして岩の頂上から七里御浜まで綱を伸ばします。観光客も参加できる神事ですので、ぜひ参加することをおすすめします。
住所 | 三重県熊野市有馬町上地130 |
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公式HP | 花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』 >> 世界遺産 花の窟 |
出典:
http://blog.livedoor.jp/iwachidori/archi...
熊野市からやや山側に入った御浜町には尾呂志地区という静かな農村地帯があります。そこで秋から春にかけて見られるのが山を伝い下りる風伝おろしと呼ばれる巨大な朝霧です。
温度や湿度が影響すると言われていますが、見ようと思ってもなかなか見られない珍しい現象なので、地元の人も「運が必要」というほど。出会えれば本当にラッキーです。緑に覆われた山から峠を越えて、山一つ覆いつくす真っ白な霧が音もなく下りて来るさまは、神秘的の一語に尽きます。
出典:
http://www.mie-aruki.com/sanpo/kennai/ma...
国道311号から細い山道をくねくねと曲がりながら登った先にある棚田です。植林された道からいきなり展望台で視界が広がるので、その光景に息を飲むことまちがいなしです。いったんは後継者不足で荒れた時期もありましたが、現在はオーナー制度なども利用して千枚を超える1350枚もの水田が作られています。
青い稲が風に揺れる夏の光景が有名ですが、雪をかぶった真冬も見逃せません。時間が許すなら田に水が入った春の夕方に来てください。千枚の田に反射する夕日は素晴らしいのひと言です。
住所 | 三重県熊野市紀和町丸山 |
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アクセス | 【電車】JR熊野市駅から車で約30分 【車】熊野大泊ICから車で約40分 |
参考 | 丸山千枚田 | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ) |
出典:
https://www.michieki.jp/member/babusuko/...
世界遺産花の窟神社の真正面にある休憩スポットが道の駅熊野・花の窟です。もともとはお綱茶屋として観光客に親しまれていましたが、平成28年に道の駅として登録されました。ここにくれば熊野観光の情報も手に入り、お土産も熊野ならではの商品がずらっと揃っています。
見逃せないのが熊野の味、高菜漬けを巻いたおにぎりのめはり寿司は目を見張るほど美味しいのが名前の由来だそうです。その他古代米を使った団子やうどん、地域特産の果実新姫のソフトクリームなどが味わえます。
住所 | 三重県熊野市有馬町137 |
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備考 | 駐車場 29台 |
出典:
http://tsurizuki.club/tsuriba/241.html...
熊野市から和歌山県にまで続く長い砂利の浜が七里御浜です。国道からすぐに降りられるので、車を停めてのんびりと座っている人や釣り糸を投げる人がいつも見られます。ただし波が荒いので遊泳は禁止の場所がほとんどです。
熊野の特産品の一つに那智黒石という石があり、碁石や硯に使われています。材料の多くは山奥で採掘されるのですが、七里御浜まで流されてくるものもあります。七里御浜の砂利は波に洗われた丸い石なので、注意して探せば綺麗な黒い石が見つかるかもしれません。
アクセス | 【電車】JR熊野市駅から徒歩5分 【車】熊野尾鷲道路 熊野大泊IC~国道42号 |
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参考 | 七里御浜海岸 | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ) |
出典:
http://inam-walk.blogspot.jp/2012/04/blo...
国道311号を走っていくと、道端に棚のようなものが並んでいるのをよく見かけます。これは熊野名物、無人販売のスタンドです。近所の農家さんなどがとれた野菜を置いておき、誰でも買えるというもの。お金は備え付けてある箱に入れるだけです。すっかり定着しているので、311号を通る車はみなさり気なく速度を落として「何があるかな?」とチェックしていきます。
お値段はほとんどが一袋100円、冬はミカンが山盛りになります。市内のスーパーで買うより断然お値打ちですが、人気なので午前中に売り切れることもしばしば。もちろん無人なのでおつりは出ませんから、100円玉をたくさん用意していきましょう。
出典:
http://higashikishu-kousya.blog.jp/archi...
世界遺産となった熊野古道で、まず歩きたいのが紀北町から尾鷲市にかけての馬越峠です。特にその景観の美しさは熊野古道一といってもよいでしょう。おすすめなのは初夏で、新緑のシダが風に揺られるさまはじつにさわやかです。紀北町から登るとまず石畳があらわれますが、石と言っても古くから人が歩いて角のとれたやさしい風景です。
夜泣き地蔵や石橋を過ぎ、尾鷲ヒノキの美林でたっぷりと森林浴をしたら馬越公園でお昼にしましょう。眼下には尾鷲の街なみと尾鷲湾が広がります。距離も短めで、勾配もさほどきつくないので初心者向けです。
住所 | 三重県北牟婁郡紀北町 |
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参考 | https://www.kankomie.or.jp/special/kumanokodo/cou… |
出典:
http://blog.livedoor.jp/seiryuusou3/arch...
風伝おろしが見られる御浜町尾呂志地区にある直売所です。冬のシーズンにはミカンがどっさりと並びます。それぞれに品種と生産者が書かれているので、自分好みのミカンを探してください。地域でとれた野菜や味噌、お餅も販売しています。となりにはランチが楽しめるさぎり茶屋があります。
特産の石清水豚のハンバーグやヒレカツが人気で、予約制ですが夜の営業もしています。周囲にあまりお店がないので、ランチができる貴重な場所です。さぎりの里にはライブカメラがあってネットで検索すれば風伝おろしを見ることもできます。
住所 | 三重県南牟婁郡御浜町上野616−2 |
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営業時間 | 8:00~16:30 |
定休日 | 第2・4月曜日 |
出典:
http://fkdk.net/japan-wp/kii/wp810.htm...
紀宝町にある滝です。高さ30メートルという巨大な滝で、近寄るとそのスケールに圧倒されます。見どころは午前中で、晴れればかなり高い確率で滝にかかる虹を見ることができます。周囲はキレイに整備され、しぶきがかかるくらい近くにまで行けるのでぜひ真下から滝を見上げてください。
キャンプ場があるので夏は親子連れでにぎわいます。オフシーズンはゲートボールのお年寄りが朝早くから集まってきます。トイレと駐車場が完備しているので、バイクの旅人たちにも人気です。
住所 | 三重県南牟婁郡紀宝町浅里1409−1 |
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出典:
http://kumano-kankou.com/?p=3250...
丸山千枚田からさらに山道をいくと、小高い丘の上にかつて赤木城と呼ばれた立派な石垣が残されています。この赤木城を作ったのは築城の名手と言われた藤堂高虎です。現在も虎口や廓跡がしっかりと確認できます。最近は桜の名所としても有名で、天守を囲んでこんもりと咲く桜はとても風情があります。
下からながめるだけでなく、ぜひ天守まで登ってください。熊野の山々をぐるりと見渡せる絶景です。歴史ファンなら、同じく藤堂高虎にまつわる史跡の田平子峠刑場跡に立ち寄るのもお忘れなく。
住所 | 熊野市紀和町赤木 |
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アクセス | 【電車】JR紀勢本線「熊野市駅」から車で約35分 【車】紀勢自動車道「熊野大泊IC」から車で約40分 |
料金 | 無料 |
参考 | 赤木城跡(赤木城公園)及び田平子峠刑場跡 | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ) |
備考 | 無料駐車場あり(30台) |
出典:
http://www.taiken.pref.mie.lg.jp/2016/02...
七里御浜は、毎年ウミガメが産卵に来る海岸です。紀宝町にはその名も「ウミガメ公園」という道の駅があります。入り口には大きなウミガメの石像があるのですぐわかります。ここは名前がウミガメというだけではなく、館内に大きなプールがあって実際にウミガメを飼育しています。
この施設ではウミガメサポーターを募集しており、プール掃除などウミガメのお世話は子どもたちに人気です。となりは物産館で、地元の農作物やウミガメにちなんだお土産を買うことができます。ここでしか買えないウミガメ型の焼き菓子は要チェックです。
住所 | 三重県南牟婁郡紀宝町井田568−7 |
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営業時間 | ウミガメふれあいパーク 9:00〜17:00 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
公式HP | 道の駅紀宝町ウミガメ公園内観光案内看板広域マップ(中国語) - 紀宝町 |
出典:
http://www.excite.co.jp/News/travel/2016...
熊野市の中心からは少し離れた場所にある海水浴場です。ここは環境庁の「快水浴場100選」に選ばれており、白い砂浜と真っ青な海が特徴。水質のキレイさは三重県でもトップクラスです。普段は静かな地域ですが、夏になると海水浴客が詰めかけてたいへんなにぎわいです。
最近は海水浴だけでなくマリンスポーツも盛んで、キャンプ場やバーベキュー場もあります。海から歩いて5分の場所にJR新鹿駅があるほか、高速道路の熊野新鹿インターチェンジができたのでアクセスも良くなりました。
住所 | 三重県熊野市新鹿町新鹿海岸 |
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アクセス | 【電車】JR新鹿駅から徒歩約5分 【車】熊野尾鷲道路 熊野新鹿ICから約5分 |
営業時間 | 7月3日~8月31日 |
参考 | 新鹿海岸・新鹿海水浴場 | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ) |
出典:
http://blogs.yahoo.co.jp/kensuzu214/6477...
御浜町は年中みかんのとれる町として大々的にピーアールをしています。そのシンボルともいえるのが国道42号わきに立つ道の駅パーク七里御浜です。遠くからでもすぐそれと分かる、ミカン色の屋根にミカンの壁画がインパクト大です。
1階はお土産中心のお店で、近くの農園直送のミカンやミカンジュース、熊野灘で穫れた新鮮な魚が並びます。2階は熊野灘をながめながら食事ができるビュッフェスタイルのごちそうダイニングになっており、食材は尾鷲のマグロ、御浜町の石清水豚、御浜町の野菜と地元産にこだわっています。
住所 | 三重県南牟婁郡御浜町阿田和4926−1 |
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営業時間 | ショッピングセンター 9:00~22:00 ※店舗により異なる |
定休日 | 年中無休 |
公式HP | 観光センター・レストラン・お土産 | 道の駅パーク七里御浜 | 三重県御浜町 |
出典:
http://mapio.net/o/4312779/...
熊野から山道をえんえんと走った先にあるダムです。和歌山県との県境に位置し、ダムの左岸が三重県、右岸が和歌山県です。このダムの見どころはなんといってもその巨大さです。高さは61メートル、堰堤上には国道169号が通っており、生活道路として使われています。
下流の七色峡園地まで行くとようやくダムの全体像が見渡せます。七色峡園地にはたくさんの桜の木が植えられており、地元のお花見スポットです。ダム湖の七色貯水池はブラックバス釣りのスポットで、貸しボート屋さんもあります。
出典:
http://ann588.blog.fc2.com/blog-entry-63...
熊野市の紀和町には奈良時代から昭和まで鉱山がありました。当時はこの地域の主要産業で、地域には映画館ができるなどたいへんなにぎわいだったそうです。その歴史を記録、紹介しているのが紀和鉱山資料館です。鉱山を体感できるエレベーターや、ブラックライトで青く光る国内最大級という大蛍石などのユニークな展示があります。
歩き疲れたら敷地内にある足湯でちょっと休憩、こちらは近所のお年寄りも来るのんびりした雰囲気です。さらにすぐ近くにある、とった鉱石を選別した紀州鉱山の選鉱場跡にもぜひ立ち寄りましょう。
住所 | 三重県熊野市紀和町板屋110−1 |
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アクセス | 【電車】JR熊野市駅から、熊野古道瀞流荘線で約40分、板屋バス停下車 【車】熊野大泊ICから約40分 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、その翌平日が休館) 12/29-1/3休館 |
料金 | 大人300円、小中学生100円 |
公式HP | Warning: file_get_contents(http://kiwa.is-mine.net/): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 403 Forbidden in /home/slc/plan-ja.com/public_html/wp-content/themes/core_tcd027/functions.php on line 76 http://kiwa.is-mine.net/ |
出典:
http://kawabune.info/?p=1005...
毎年10月に行われる熊野速玉大社の例大祭「御船祭」の舞台となる島です。島といっても海ではなく熊野川に浮かぶ小島で、ごつごつとした岩に木々が茂っており、道からすぐ見下ろせる場所にあります。御船祭のハイライトはこの御船島の周りを手漕ぎの船が回る早船競争で、大きな掛け声とともに島を3周まわり、その速さを競う勇壮なお祭りです。
御船島の浮かぶ熊野川は明るいグリーンがかった色が神秘的で、まさしく神話の世界にふさわしい大河です。御船島のほかにも昼嶋、畳石など見どころがあります。
住所 | 三重県南牟婁郡紀宝町鮒田 |
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出典:
http://higashikishu-kousya.blog.jp/archi...
天然記念物に指定されている紀州犬のふるさとと言われているのが、御浜町の阪本地区。愛犬家なら立ち寄っておきたい場所です。地区には紀州犬の祖先と飼い主の石碑が建っており、その由来が書かれています。漁師が助けた狼からもらった仔犬が紀州犬の祖先になったというもので、現在も地区では紀州犬を飼っている家があるそうです。
周囲は棚田の並ぶのどかな場所で、このあたりの棚田は上から見下ろす丸山千枚田とは違い、道を挟んで上下に広がるながめです。棚田を支える石垣が美しいのも特徴です。
出典:
https://kumanoasukanosato.wordpress.com/...
熊野の市街地から山に向かって国道42号を進んでいくと、小又という集落があります。ここでは毎年地域の人たちの手で田んぼアートが作られており、知る人ぞ知る名所になっています。緑や白、黄色や黒を稲の品種の違いだけでくっきりと書き分けており、田植の時期から夏、収穫の秋まで稲の生長具合によって色が少しづつ変わっていきます。
アートのテーマは熊野の自然や歴史からとっており、毎年変わります。時期には田んぼアートが上からながめられるよう背の高い見晴らし台が作られるなどいたれりつくせりです。
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