今回はアニメ化もされ大ヒットとなった「某妖怪マンガ」の聖地人吉です。マンガの発表から十数年経っていますが、今だに日本中のファンからも脚光を浴びています。そんな静かで熱い熊本県人吉市を巡る旅をご紹介します。
人吉市は日本史の鎌倉から明治初期まで約700年もの間「相良氏」が治めていました。人吉には今なお相良氏の面影を残す「人吉城跡」が残っています。熊本の「小京都」ともいわれ相良氏全盛期には数々の神社、史跡、城下町が作られています。
一見過疎地のように見える人吉市ですが、「マンガ」でも描かれているように日本人の原風景と出会える優しい場所です。人吉の地名の由来は「日豊(ひとよし)」と読まれていたものが「人吉」になりました。
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人吉駅
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http://www.yado.co.jp/kankou/kumamoto/ku...
人吉駅は、正式名称が「人吉温泉駅」といいます。路線は「JR九州の肥薩線」と、「くま川鉄道の湯前線」の2路線です。
人吉駅は1908年(明治41年)に開設されます。人吉駅の名物は駅のプラットフォームで売る「駅弁の立ち売り」です。駅弁のラインナップは「栗めし」「鮎めし」「鶏のてりやき弁当」「人吉球磨弁当」「山彦かしわめし」です。
帰りに買って電車の中で食べるといい旅の思い出になります。ちなみにおすすめは「栗めし」です。
青井阿蘇神社
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https://ja.wikipedia.org/wiki/青井阿蘇神社...
青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)は「青井さん」と呼ばれ地元の人達から愛されています。本殿を含む5棟が国内で最南端の国宝建築物に指定されています。人吉を納めていた相良氏とっての青井阿蘇神社は信仰の対象でした。全国的にも珍しい国宝指定の「茅葺屋根」の神社です。
神社の建築様式の特徴は華麗な桃山時代の装飾性であり、球磨地方の神社形式の見本の建築物です。
白岳伝承蔵
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白岳伝承蔵(はくたけでんしょうくら)は「白岳」「しろ」でお馴染みの地元人吉の「球磨焼酎」メーカー高橋酒造が運営しています。
400年の歴史のある球磨焼酎の魅力を伝える為に作られました。人気は「球磨焼酎」無料の試飲です。白岳伝承館では高橋酒造以外の球磨焼酎の販売もおこなっています。焼酎好きには堪らない場所です。
郷土料理店きじや
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https://www.higonavi.net/shop/shop.shtml...
人吉駅周辺はうなぎや鮎専門店が多いですが、今回はぜひ「きじ料理フルコース」をお楽しみください。場所的には人吉駅から車で15分のところにあります。「食いしん坊万歳!」などのテレビ番組にもかつて取り上げられています。
初めてくる方には驚きの仕掛けが盛りだくさんのサプライズ感満載のお店です。何と店内を「清流」が流れる店なのです。マイナスイオンがガンガン降り注ぎ、ストレス高めの人には癒し度全開の場所です。
メニューは「きじの炭火焼」か「きじ鍋」の2種類です。どちらも単コースでは3.000円です。両方を頼むと5.000円です。せっかくなので両方頼んだ方がお得ですね。「きじ料理」など秘境に行かないとないので、話のネタには十分なります。
住所 | 熊本県人吉市木地屋町2522 |
アクセス | 車のみの移動可能/人吉I.Cより20分/JR人吉15分 |
人吉鉄道ミュージアム
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https://www.jalan.net/news/article/90942...
家族みんなで遊べるのが「人吉鉄道ミュージアム」です。何と入場料は「無料」です。外観はレンガ素材で円すい形の建物になっています。施設内は「子供たち」が主人公になれるものがいっぱいです。
メインの売りは施設内を走るミニSL、これにはぜひ乗って欲しいですね。とにかく「おもちゃランド」と呼んでいいくらい、いろんなおもちゃがあります。絶対に子供さん連れはいった方が良いところです。
本願寺 人吉別院
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http://www.kaitokuji.com/article/1769086...
「かくれ念仏の里」本願寺 人吉別院。本願寺人吉別院は別名「かくれ念仏の里」と呼ばれています。それは約360年の長きにわたり相良藩により「浄土真宗信仰」が禁制されていたからです。作家の五木寛之氏の「百寺巡礼」で一躍有名になります。
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