かつてハプスブルグ帝国の首都として栄えていた”ウィーン”。帝国時代にはヨーロッパ各地から美味しい料理が伝えられ、それらを皇帝やウィーン市民の好みにアレンジするという独特の美食文化が花開いていました。
もちろん、オーストリア共和国となった現在でもその美食文化は健在!日本ではあまり知られていませんが、ウィーンの街中には上品で美味しいウィーン料理店やカフェがたくさん存在します!
そこで今回は数あるウィーン料理の中からハプスブルグ皇帝も愛した名物料理『ターフェルシュピッツ』と、このお料理が食べられるウィーンの美味しいレストランをご紹介いたします!
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皇帝フランツ・ヨーゼフ1世も愛した『ターフェルシュピッツ』ってどんな料理?
出典:
https://en.wikipedia.org/wiki/Franz_Jose...
ターフェルシュピッツ(ドイツ語:Tafelspitz)はオーストリアを代表する伝統料理の1つ。お尻と太ももの間にあるわずかな部分の牛肉を、スパイスやレモンの皮などと一緒にじっくり煮込んだお料理です。
ほろほろに煮込まれたやわらかい牛肉と、肉汁がたっぷりつまった美味しいスープは絶品!美味しい数あるオーストリア料理の中でも格式高い料理とされており、ハプスブルク皇帝「フランツヨーゼフ1世」の大好物だったと言われています。
シンプルだからこそ奥が深い…?実は正しく作れるお店はウィーンでもごく僅か!
出典:
https://www.plachutta.at/en/our_meat_and...
オーストリア料理店やカフェなど、ウィーンのいたる所で提供されているこのお料理。牛肉を野菜と煮込んだだけのシンプルなお料理なので「どこのお店が作っても同じでしょ?」と誤解されやすいのですが、実はウィーンの中でこのお料理を"正しく"作れるお店はごくわずか!
皇帝が愛した美味しいターフェルシュピッツを食べたいのであれば、美味しいお店選びが何よりも重要になってきます。
予約必須の人気店!ウィーン駐在員もオススメの名店『プラフッタ』
出典:
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:...
ウィーンで最も美味しいレストランの1つに数えられるのが『プラフッタ』(Plachutta)!観光客はもちろん、ロシアのプーチン大統領などのVIPも訪れたオーストリア料理の名店です。
「スープとお肉を分けて食べる」という現在のターフェルシュピッツのスタイルを初めて提供したお店で、鍋ごとテーブルに出されるターフェルシュピッツはまさに絶品!特にウィーン旧市街地中心部に一番近い『ヴォルツァイレ店(ドイツ語:Wollzeile)』は連日、観光客でにぎわう超人気店となっています。
オペラの公園前でも安心!プラフッタの姉妹店『ガストハウス ツァ オーパー』
出典:
http://4travel.jp/travelogue/11072715...
こちらはオペラ座にあるウィーン料理のお店『ガストハウス ツァ オーパー』先ほど紹介した『プラフッタ』の姉妹店です。ウィーナーシュニッツェルがイチオシのこのお店ですが、実はこちらでもプラフッタと同じレシピで作られた本物のターフェルシュピッツを食べることが可能!
場所もオペラ座から徒歩4分とアクセスも抜群!オペラ上演前でも時間を気にせず、ゆっくりと美味しいお料理を楽しむことができます。
オンライン予約も可!言葉に自信が無ければJCBプラザで予約してもらおう!
出典:
http://4travel.jp/travelogue/11072715...
今回ご紹介した『プラフッタ』と『ガストハウス ツァ オーパー』は両方とも非常に人気のレストラン。「お店に向かったが満席で入れなかった!」という事にならないように事前に予約をしておくと安心です。
予約の方法は"インターネット予約"と"電話予約"の2つの方法がありますが、残念ながら対応している言語は英語とドイツ語のみ…。「プラフッタに行きたい!でも英語やドイツ語で予約のやりとりをする自信がない!」という場合、ぜひ利用したいのがこの「JCBプラザ」。
なんとここでは、日本人のスタッフがドイツ語が話せない日本人観光客の代わりにレストランの予約をしてくれる『予約代行サービス』を無料で利用することができるのです!(※ただしJCBマークが入ったクレジットカードを提示しないと利用できません。)
レストランの予約代行以外にもオススメのレストランや観光地なども紹介してもらえるのでウィーン観光中に何か困った事があれば、一度JCBプラザを訪れてみてはいかがでしょうか?
参考情報
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