中国の福建省の山岳地帯に突如現れるUFOのような建築物。これは福建土楼と呼ばれているこの地方独特の集合住宅です。見た目からしてかなり不思議ですよね。この建物、外側には入り口が1つしかないのです。外側には厚い外壁があり、内側に向けて住居やお店などの入り口があるという超特殊な構造。最近は観光地としても有名になってきている福建土楼を紹介していきたいと思います♩
観光スポット特集
UFOのような不思議な建物。ミステリアスな建築の正体は民家の集合体|中国
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こんな形をしているのは外敵から身を守るため!
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この地域は戦乱の時代が長く、それらや山賊から逃げてきた人たちが集まって作ったのが福建土楼と言われています。外側には入り口が一つしかなく、あとは外敵に備えた開口部。つまり、自分たちを守ることを考えた結果、このような形になったということです。
理にかなっていますね!これでは敵はなかなか攻めてこれそうにありません。集合住宅でありながら、一つの村でもある福建土楼。とても魅力的です。
中ではどんな生活をしている?
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福建土楼の周りには、たくさんの棚田があり農業が営まれています。農業で得た農作物に加え、周辺で育てた家畜。最近では観光で外からのお金の獲得に成功しています。要するに、一般的な中国の暮らしということです。
内部には、居住スペースの他に家畜スペースや食料庫、井戸などがあります。小さな村という感じですね。日本でいうマンションとは違うようです。戦火の時代には、1年くらいなら土楼の中にこもっていても平気だったようです。
観光には行けるの?
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福建土楼は世界遺産にも登録されているほど歴史的に価値がある建築です。ユニークな見た目や面白い生活習慣を一目見ようと世界中から人が集まってきています。世界的に見ても内側に向けて玄関がある建築は珍しいですね。何度みても不思議な光景です。一つ一つが完全に独立しているわけではなく、集落のようにいくつか周りに同じような土楼があります。形はさまざまで、丸い土楼、四角い土楼などもあるので見ごたえ十分です♩
福建土楼へのアクセス方法!
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福建土楼へ行くには、中国の廈門(アモイ)に一度行きます。廈門は成田から直行便が出ています。成田からの直行便で約4時間30分で廈門に到着し、そこから車で約2時間30分で福建土楼に到着します。日本を早朝に出発すれば、お昼過ぎには福建土楼の中に入れるといった感じでしょうか。かなり近いですね♩
時期はいつ頃がおすすめ?
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福建省は中国の南部にあるので、基本的には暖かい気候です。福建土楼に行くタイミングはいつでも大丈夫ですが、夏と冬は避けるのが無難です。夏は平均気温が30度を超えますし、冬は冷え込むので寒いのが苦手な人には苦痛だと思います。春と秋がオススメです♩
土楼に泊まるには、振成楼がおすすめです!
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見ごたえのある土楼は観光地化され比較的オープンなのですが、このエリアには大小様々な土楼があるのでせっかくの機会を大切にするために一泊していろいろな土楼を見ることをオススメします。振成楼(しんせいろう)は、100年前に建てられた比較的新しい土楼です。振成楼は旅行者向けの宿泊施設を備えた土楼で、廈門と土楼を同時に楽しむにはベストな宿だと思います♩
周辺都市の廈門も紹介♩
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http://www.china-efe.org/efe/index/shiju...
福建土楼へ行くときに寄る廈門。写真から見てもわかるように、廈門はかなりの大都市で、中国的な生活が残りつつも便利な近代的な建物もあるので、人気の観光地でもあります。日本からのアクセスもいいので、中国リピーターの方はよく訪れる都市です♩
中華料理はもちろん、マッサージやショッピングなども楽しめますよ!
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